事件の概要

「TSUBASA」における鳥の失踪事件

発表要旨

2008年3月29日、鳥の保護団体「TSUBASA」は、運営する保護施設「CAK」(所在地:千葉県富津市)において、保護していた鳥が失跡したと発表しました。

その後の発表によれば、失跡した鳥はオカメインコ7羽、ラブバード4羽、ミドリインコ3羽、ワカケホンセイインコ6羽、ダルマインコ2羽、テンニョインコ2羽の合計23羽で、TSUBASA側が失跡を最初に認知したのは3月19日としています。

失跡した原因としては「排水溝からの逃走」「盗難」「外部からの肉食獣の侵入」といった可能性が考えられるとし、失跡認知後は「地元警察と保険所への連絡、相談」「周辺の捜索」「排水溝に金網を3箇所設置」「警備会社への確認」「排水溝周辺に捕獲用の罠を設置」等の対策をおこなったと発表しています。

なお2008年4月20日現在、失跡した鳥たちが見つかったという発表はありません。

発表に対する反応

3月29日に出された第一報は、TSUBASAの代表者である松本氏が運営しているブログ「TSUBASA NEWS」に掲載されたものでした。

同ブログにはコメントやトラックバックなどの機能が無かった事もあり、ネット上では特に大きな反応は無かったように感じます。

その後、4月3日に同ブログへ投稿された記事からコメントを受け付ける設定に変わります。翌4月4日の記事にはたくさんのコメントが寄せられ、冷静な指摘と感情的なコメントが入り乱れることになります。

このコメントに答える形で新たな記事が投稿され、その中で新たに判明した事実などを巡りまたコメントが寄せられるという流れが加速します。この過程の中で、いくつかの問題や疑問が生まれ、そして不適切と感じるTSUBASA側の対応などが起きることになります。