さて、事件が発生してから半年以上が経ちますが、TSUBASAからは特に新しい情報や報告書などは発表されていません。
それどころか、公式ページで唯一事件の内容を伝えていた「重大なお知らせ」ページは、既にどこからもリンクされていないようです。
トップページからリンクされていないのは言うに及ばず、本来であれば過去のお知らせが連綿と残っているはずの「過去のお知らせ」ページでも、事件発覚以降の履歴が忽然と消失している状態です。
同じページ構成の「CAP!」サイトではきちんと履歴の更新が続いていますので、この未収録状態は意図的なものと思わざるを得ません。
しかも同じく事件の内容を伝えていた「TSUBASA NEWS」の各記事には、後日改めてパスワードがかけられており、今現在は外部から内容を読むことが出来ません。更にパスワードを入力しても、当時議論が加熱したコメント欄は予告無く完全に削除されています。
「はじめに」で私は「“不祥事”である今回の件がいつまで掲載されているかは判りません」と書きましたが、その通りになってしまったというのが正直な感想です。
都合の悪い情報は隠匿する。コンパニオンバード界のオピニオンリーダーたるTSUBASAがそのような態度を取るような団体とはにわかに信じられません。
手続きの不備であればその釈明の機会を、意図的なものであれば態度の再考を願って、かねてより考えていた公開質問状の送付を決定した次第です。2008年11月16日
23羽の鳥たちが失跡した件について、TSUBASAからの発表では納得できない点、理解できない点を「現時点での問題点」としてまとめました。
その内容を元に、当サイトの管理人からTSUBASAへ送付する「公開質問状」案を公開いたします。
上記のPDF文書を読んでいただければ分かりますが、今回の事件に関する内容の他、TSUBASAそのものに関する内容も含んでいます。これは、会費を徴収して会員を募る団体であれば、本来進んで公開するべきだと思われる性質のものです。
この公開質問状に対するTSUBASAの態度から、情報公開に対する取り組み具合も推し量れるのではないでしょうか。
つきましては送付に当たり、連名者を募集いたします。質問状の趣旨にご賛同いただける方で、連名をご希望の方は、choco@papo.jp宛へ、標題を“公開質問状”としてご一報ください。
その際「連名者として記載するハンドルネーム」と「連絡先のメールアドレス」をお書き添えください。ハンドルネームは、TSUBASAへ送付する質問状に記載いたしますが、このサイトで公開する際には伏せさせていただきます。ご了承ください。
メールアドレスについては、TSUBASAへの送付および当サイトでの公開時のいずれにおいても伏せさせていただきます。あくまで本人確認と連絡用です。人数の水増しを防ぐためでもありますので、フリーメールはお避けください。
現在の予定では2008年11月末日までの募集とさせていただきます。皆さま、何とぞよろしくお願いいたします。
2008年12月2日
TSUBASAに対する公開質問状を、配達記録郵便にて本日発送いたしました。質問状の趣旨にご賛同くださり、連名者となってくださった皆さまに深く御礼申し上げます。
TSUBASAから回答が来るという保証はありませんが、事件を知ってから情報をまとめてきた身としては、今日の発送をもってひとつのけじめをつけることが出来たように感じます。
23羽の鳥たちを思いつつ、回答の到着を待ちたいと思います。
2009年1月1日
TSUBASAに対する公開質問状について、当方で設定した返答期限は「2008年12月末」でしたが、期限内に返答はありませんでした。
返答できない旨の連絡や期限の延期に関する要望などを含め、何ら伝達がありませんでしたので、質問状は完全に黙殺されたようです。
TSUBASAの情報公開に対する姿勢を期待していただけに残念です。
連名者となってくださった皆さまには、当方の力不足をお詫び申し上げます。